体育祭地域で盛り上げ、小中学生がリレー 伊方
四国最西端の高校として知られる三崎高校(愛媛県伊方町三崎、99人)で29日、体育祭があった。在校生の競技に加え、町内全9小中学校による対抗リレーが行われ、生徒数の減少に悩む学びやを「後輩」たちが活気づけた。
三崎高の体育祭では約20年前から小中学生を招いてのリレーを実施しており、昨年は分校化も取り沙汰される同校を盛り上げようと初めて町内の全小中学校が参加。今年も全9校が出場を快諾した。
小学校の部では、それぞれそろいのユニホームや体操服を着た6校の児童が1年生から順に100メートルを駆け抜け、バトンをつないだ。小雨が降る中、終盤まで続いたデッドヒートに保護者や住民らは熱い声援を送っていた。3中学校の生徒も力走を披露した。